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中卒の転職を成功させる5ステップ|中卒転職では資格を取得すべき?

学歴が重視されることが多い現代社会において、中卒での就職は厳しいというのが定説です。では転職についても同じことが言えるのでしょうか。

本記事では、中卒者の転職を取り巻く状況やその中で転職を有利に進める方法について解説して参ります。

他にもおすすめの資格や学歴不問の多い職種についてもリサーチしておりますので、少しでも参考になれば幸いです。

そもそも中卒は転職できる?

「そもそも中卒は転職できるの?」という疑問を抱いている方は少なくないのではないでしょうか?

たしかに、高卒以上が当たり前となっている現代において、中卒に対するニーズが少ないのは事実です。

「高卒以上」「大卒以上」などと応募条件を制限している求人を見かけると、より実感しますよね。しかし、中卒者の方も転職することは可能です。

私たち第二新卒エージェントneoでは中卒者の方を含めた若年層に特化して就・転職のサポートを行っており、中卒として転職活動中の方も多く利用されています。

しかし、中卒者の転職が高卒や大卒に比べて難しいのは事実ですので、本記事でご紹介するような転職を成功させるための対策を細かく行っておく必要があります。

中卒はどうして転職が難しいのか

では、どうして中卒の転職は難しいと言われているのでしょうか?それは、採用する企業側が中卒者に対して抱いているイメージや懸念が影響しているからです。

「勉強する意欲がないから中卒なのではないか」
「継続して努力することや勉強すること苦手なのではないか」
「問題が生じた場合にすぐに投げ出してしまうのではないか」

もはや高卒以上が当たり前となっている現代においては、中卒の方に対してあまりポジティブなイメージを持っていない方も多いのです。

もちろん、家庭の事情などのやむを得ない理由があることも企業側は承知しています。

しかし、もし「勉強が嫌いだった」「学校に行くのが面倒だった」などのネガティブな理由で中卒となった場合には、努力が苦手だったりすぐに諦めてしまう傾向があるのではないかと企業は考えます。

企業は従業員を一人雇うことに大きなコストがかかるため、そういった早期退職してしまう可能性が高い人材の採用を避ける傾向があるのです。

これはアルバイトなどの非正規雇用でも同様で、高校生が空いた時間に行うアルバイトの求人は多いですが、中学校を卒業後アルバイトで生計を立てていこうとする人向けのものはとても少ないです。

どうすれば中卒の転職は成功するのか?

ここまでの内容を踏まえると、中卒の方が転職を叶えることはかなり難しいのではないかと、諦めたくなってくるかもしれません。

たしかに中卒者の転職はハードルが高いです。しかし、下記のステップを踏まえれば中卒からの転職は叶いやすくなります。

中卒者の転職はハードルが高いことに加え、中途採用となるため、ライバルたちは細かい転職対策を講じたうえで臨んでくることが考えられます。

そのため、中卒の方もしっかりと転職を対策を行い、準備万端で転職活動に着手することをおすすめします。

ちなみに上記、一番最後の「資格の取得を検討する」の部分についてはケースバイケースとなりますので、5ステップをご紹介した後に細かくお伝えします。

それでは、ここからは中卒の転職を成功させる5ステップをご紹介しましょう。

ステップ1.転職の流れを把握する

まずは、転職の流れを把握することが大切です。転職は下記のような流れで行われることになります。

自己分析

まずは自己分析を行いましょう。自己分析は仕事選びの軸を明確にする効果と、他者に自分についてわかりやすく伝えられるようになる効果があります。

具体的には、自分のやりたいことややりがいを得やすいもの、将来の理想像や目標を明確にすることができます。

たとえば「御社のチームワークを大切にする社風に惹かれました」という志望動機を伝えただけでは、「どうしてチームワークを大切にする社風に惹かれたのか」がわからず、採用担当者はその人材が何を成し遂げたいのか判断できません。

採用担当者は、単にその人材が優秀かどうかややる気があるかどうかだけを見ているのではなく、その職場がその人材にとってメリットのあるものなのかもチェックしています。

双方にとってメリットがなければ、早期退職のリスクが大きくなってしまうからです。そのため、自己分析を細かく行い、自分が何に価値を感じているのかを明確に示す必要があります。

自己分析の方法は様々ですが、ここでは2ステップでできるものをご紹介いたします。

(1)「努力したこと」「楽しかったこと」「大変だったこと」をそれぞれ洗い出す
(2)テーマごとに、どうしてそうできたのかを掘り下げていく

まずは、過去の経験を振り返って、「努力したこと」「楽しかったこと」「大変だったこと」を具体的に洗い出してみましょう。

学生時代の部活動でも、アルバイト時代のことでも、前職でのことでもかまいません。たとえば下記のような感じです。

【「努力したこと」のケース】

・中学時代、サッカーの練習に打ち込んだ
・飲食店のホールバイトを頑張った
・前職の携帯販売の仕事で売上に貢献できるよう頑張った

そして、それぞれ「どうして努力できたのか」「どうして楽しかったのか」「どうして大変だったのか」を掘り下げていきましょう。例としてはこのような感じです。



この例をみると、飲食店のホールバイトを頑張ったことから最終的に「チームワークや人と人の輪を大切にする」「人や社会の役に立つことでやりがいを感じる」といった価値観が見えてきます。

このように「どうして?」を10回前後くらい繰り返し自問して掘り下げてみましょう。

自分でも気づかなかった自身の価値観に気が付くだけでなく、好きなことや得意なこと、苦手なことも見えてきます。

業界・職種選び

自己分析が終わったら、次は業界・職種選びです。自己分析の結果から自分の価値観がわかったら、その価値観に合った業界や職種を選んでみましょう。

自己分析を細かく行って自分の価値観を自覚してから仕事選びをしないと、入社してから「理想と違った」「なんか合わない」などと早期退職に繋がってしまい、その後の転職にも影響してしまいます。

後悔のない転職をするためにも、自己分析を細かく行ったうえで、その結果に基づいた業界・職種選びを行いましょう。

たとえば、「人や社会の役に立つことでやりがいを感じる」という価値観に合うのは介護業界や運送業界など、目立たないながらも社会に不可欠な業界が挙げられます。

その中でも困っている人を直接サポートできる職種としては各種介護職が挙げられるなど、自己分析の結果をもとにすると職種選びまでスムーズに進みます。

業界・職種研究

そして業界や職種の候補をそれぞれいくつか出すことができたら、その後はそれぞれについてインターネットや本などで細かくリサーチしてみましょう。

実際にはどのような業務内容を行うのか、どのような性格の人向いている仕事なのかなど、自分が仕事に求めていることがあるかをチェックします。

ここである程度仕事選びの候補が絞り込まれてくると思います。

転職エージェント選び

皆さんは転職エージェントの存在を知っているでしょうか?転職エージェントとは、求人紹介の他、書類対策のアドバイスや面接対策をサポートしてくれる転職サポートサービスです。

転職エージェントの利用は、中卒の転職を成功させるうえで重要な要素になります。

転職エージェントを利用するとしないとでは転職のしやすさが全く異なりますので、この後メリット面などを詳しくお伝えします。

ちなみに、転職エージェントの利用を検討するのは、必ずしもこの段階でなければいけないわけではありません。転職活動を開始する時点ですでに利用し始めるのもひとつです。

ただ、ある程度自分の仕事選びの軸などが定まっている状態で利用した方が、後悔のない転職活動を行うことができます。

企業選び・企業分析

さて、転職エージェントを利用している場合していない場合に関わらず、企業選びや企業分析を細かく行いましょう。

転職エージェントを利用している場合には、自分の希望や傾向に沿った企業を紹介してもらうことができますが、自分ひとりで転職を進める場合には、求人サイトで絞り込みを行いましょう。

しかし、求人サイトで絞り込みを行う場合、学歴不問としている求人は多くありますが、実態は高卒以上を求めていることも多いため、書類だけで落とされてしまうことも否めません。

そういった観点からも、中卒の転職ではエージェントの利用が不可欠です。

また、面接での受け答えの対策という意味でも、企業分析を細かく行う必要があります。

企業のホームぺージを細かくチェックしたり、口コミを確認して、その企業がどのような理念のもと事業を展開しているのか、最終的にどのような目標を掲げている企業なのかなどを調べておきましょう。

応募書類提出~面接

そこまでを終えたら履歴書や職務経歴書を作成して応募を行い、書類選考に通ったら面接に進むこととなります。

通常就職活動においては1社のみを受けてすんなりと内定がもらえるというケースはとても少ないです。

落ちることが普通であると考えて数十社を受けるつもりで就活を行いましょう。ちなみに履歴書の記入も面接も事前の対策が非常に重要となります。

内定獲得、入社

面接に通過、内定を獲得すれば、晴れて入社となります。

ステップ2.学歴不問が多い仕事を知る

さて、ここまでで中卒の転職の流れをお伝えしましたが、ここからは具体的な転職対策についてお伝えしていきます。まずは中卒者も歓迎されやすい、学歴不問であることが多い仕事を把握しましょう。

中卒でも採用のチャンスがある「学歴不問」の求人は、例えば肉体労働や営業職、サービス業に多く見られます。

学歴に自信が無くても、その職場での努力次第で収入・キャリアともにアップが見込めます。ここでは中卒者におすすめしたい仕事をご紹介いたします。

介護職

まず挙げられるのが介護職です。介護職は主に高齢者が安全・安心に生活することができるように、身の回りのお世話や相談援助を行う仕事です。

介護の仕事は細かく職種が分かれており、デイサービスセンターや特別養護老人ホームなど)へ日帰りで通ってくる高齢者のお世話を行うデイサービスや利用者の自宅へ訪問するホームヘルパー、その他介護福祉士やケアマネージャーなどの仕事があります。

基本的に入浴やトイレなど直接身体に触れる介助を行うのには資格が必要ですが、無資格の状態から介護の仕事に携わり、仕事を覚えていきながら資格の取得を目指すのが一般的です。

人材不足ということも相まって、未経験からでも積極的に人材を採用しているところがほとんどで学歴不問の求人が多いため、中卒の方が就職しやすい仕事のひとつです。

かいご畑の介護士の給料・年収を上げるには?給料相場ランキングや給料の高い施設も紹介によれば、介護士の平均年収は約329万円となっています。

国税庁の民間給与実態統計調査によれば2019年の日本の平均給与は約441万円となっており、介護士の平均年収はこれを下回ってはいますが、ケアマネージャーなどの給与が高い職種へのキャリアアップや、給料の高い施設へ勤めるなどして収入UPを目指すことが可能です。

社会の役に立つことができ、利用者から感謝されることでやりがいを得られる仕事です。

工場作業員

次に、工場作業員の仕事が挙げられます。

食品、自動車、精密機械など工場の職種もいろいろありますが、多くの現場で共通しているのは、学歴に関係なく「イチからマニュアルを学ばなくてはいけない」という点です。

商品ごとに製造過程は全く異なるため、すべての新人はまっさらな状態から働き始めます。

どんなに高学歴の人も社会人経験が深い人も、新しい工場の現場では「知らない」状態からスタートするのです。

つまり、工場の仕事はすべての人間にとって公平で、「今まで何をしてきたか」よりも「これからどれだけ働けるか」が重要視されるでしょう。

また、仕事の進め方が高度にマニュアル化されている工場では、初心者でも早く仕事を覚えられるようなサポートが徹底しているため、未経験の中卒の方に向いています。

就職したら、まずはマニュアルを完璧にこなせるように努力してみましょう。そのうえで「より作業を効率化するにはどうすればいいか」と考えられるようになればキャリアアップも見えてきます。

トラックドライバー

次に挙げられるのはトラックドライバーの仕事です。大型トラック、中型トラック、小型トラックで仕事内容が異なります。

大型トラックドライバーは指定された荷物を送り先に届けるのが主な業務で、長距離を運転することが多く、休息のためにトラックの中で眠ることも多々あります。

積む荷物が膨大な規模になるため、積み降ろし作業は専任の作業員が行うことがほとんどです。

次に中型トラックドライバーは、主に主要都市内にある集配所などへ指定された荷物を届ける仕事を行います。その日のうちに帰宅できるくらいの距離を運転することが多いです。

フォークリフトの免許を所持している場合には、運転手自らが荷物の積み降ろしを行う場合もあります。

小型トラックドライバーは宅配業務や集配所間のルート配送などを行うのが小型トラックの主な仕事で、大手運送会社のほとんどが取り入れている仕事です。

上記でお伝えしたような、大型トラックや中型トラックが集配所へ運んだ荷物をそこから派生する各エリアへと置けるのも小型トラックの役目です。

こちらもその日のうちに帰宅できるような距離を走るのが通例です。また、トラック運転手の平均年収は、運転するトラックの大きさによって若干額が異なります。

工場タイムズのトラック運転手(ドライバー)の給料ってどうなの? 就職に役立つ資格とは?によれば、普通・小型トラック運転手の平均年収が415約万円、大型トラック運転手の平均年収が約454万円となっており、平均より少し高めの収入です。

警備員

次に警備員です。警備員は、ショッピングモールなどの商業施設やオフィスビルの警備を行ったり、交通整理を行うなどして人々や財産の安全を守る仕事です。

主に、警備会社に就職して業務を行います。

具体的なすみ分けとしては、施設警備を行う1号警備、交通整理を行う2号警備、輸送警備を行う3号警備、身辺警備を行う4号警備が挙げられます。

求人ボックスの給料ナビ、警備員の仕事の年収・時給・給料情報によれば、警備員の平均年収は約314万円となっており、日本の平均年収を大きく下回ってはいますが、資格の取得などによって採用時に優遇されたり、昇給や昇格のチャンスがあります。

実際に事件が起こらないと動けない警察よりも身近なところで人の命や財産を守れるやりがいや、感謝の声を直接かけてもらえるメリットがあります。

また先ほども軽く触れましたが、通常資格の取得を必要とされない警備員の仕事ですが、率先して資格を取得することで優遇されたり、給与や階級がアップすることもあります。

地道に勉強すれば着実にキャリアアップしていくことができるため、目標とすべき道が明確になりやすく、やりがいに繋がります。

清掃員

次に清掃員が挙げられます。オフィスビルや商業施設、病院やホテルなどにおいて清掃を行う清掃員の仕事ですが、その種類は多岐に渡ります。

公務員としてゴミ収集を行う清掃業務員やオフィスビルや商業施設などの清掃をするビル清掃員、ご遺体のあった場所の清掃を行う特殊清掃員、病院清掃やハウスクリーニングなどの仕事があります。

求人ボックスの求人ナビ、清掃スタッフの仕事の年収・時給・給料情報によれば、清掃員の平均年収は約325万円となっています。

決して高い給与とはいえませんが、未経験からでも就職しやすく、私生活に活かせる清掃スキルが身につくメリットがあります。

飲食スタッフ

最後に挙げられるのは飲食スタッフです。飲食スタッフの仕事は特別な知識やスキルが不要なケースが多いため、学歴よりも実力ややる気で判断してもらいやすいです。

また、需要に対して人材が不足していることからも就職しやすくなっています。アルバイトとして働いているところで正社員登用の話が上がるなどして正社員化している方も多いです。

基本的には体力とコミュニケーション能力、顧客のニーズを瞬時に読み取って先回りして行動することが求められます。

接客の仕事がしたい方や、人の表情や行動の変化を読み取るのが得意だという方に向いています。

dodaによれば、飲食店の平均年収は約300万円となっておりこちらも収入が高いとはいえませんが、未経験からでも店長を目指せる求人もあるため、そういった部分で収入UPを目指せます。

ステップ3.履歴書の正しい書き方を知る

次に、履歴書の正しい書き方を知ることが重要です。

中卒者の場合は高校中退の事実を職歴欄に書くべきかや、小学校名を学歴欄に書くべきかなど、迷うポイントがいくつかあるのではないかと思います。

中卒の履歴書の書き方については下記の記事に詳細をまとめてありますので、他の学歴と差をつける書き方のコツなども知りたい方はぜひこちらも参考にしてください。

ステップ4.細かい面接対策を行う

また、中卒の転職では細かい面接対策も重要です。ここでは面接対策の基礎について簡単にご紹介したいと思います。

訪問~受付のマナー&注意点

今この記事をお読みくださっている皆さんは「面接=面接室」というイメージを強くお持ちではないでしょうか?

この認識は決して間違いではありませんが、面接は面接室でのみ行なわれるものではありません。面接はその面接会場を訪問する時点からすでに始まっているのです。

当たり前ですが原則、遅刻することはNGです。

電車の遅延が理由であったとしても、人身事故などで長時間電車が止まったことにより大幅な運転見合わせ状態が続いて場合を除いて、それは遅刻の正当な理由になりません。

社会人ともなれば多少のイレギュラーを見据えて行動することは必須です。だからこそ電車が数分遅れた場合でも余裕を持って会場に到着することができるようにしましょう。

目安としては面接開始のだいたい10~15分ほど前には面接会場に到着できるように逆算して出発しましょう。

ただし、やむを得ずどうしても遅刻してしまうという場合には採用担当者に必ず電話を入れ、謝罪の意を伝えた上で遅刻の理由とおよその到着時刻を伝えましょう。

さて、ここからは会場に到着した後についてです。コートを着ている場合には脱いで丁寧に折りたたんでもちましょう。スマートフォンの電源はこの時点で必ず電源を切っておいてください。

そして、詳しくは後述しますが最低限の身だしなみを今一度チェックし、綺麗に正したら受付に向かいましょう。

受付に到着したら以下の内容をベースに要件を簡潔にわかりやすく伝えてください。

本日〇時に面接のお約束をさせていただいております〇〇と申しますが、人事ご担当の〇〇様にお取次ぎをお願いできますでしょうか。

控え室で待っている時のマナー&注意点

企業によってさまざまですが、面接の準備が完了するまで控え室や応接室に通されてそこで待つよう指定される場合があります。

その場合は先客がいる可能性もありますので、姿勢を正して静かに待ちましょう。

この際、スマートフォンや本、スケジュール帳などを読むことは控えましょう。特にスマートフォンや本については厳禁です。

「こんな短時間もじっとしていられないのか」とだらしない印象を受ける原因になりかねません。調べておきたいことは基本的に面接会場に入る前にすべて確認しておくようにしましょう。

入室時のマナー&注意点

さて、ここからは面接室に入室する際のマナーと注意点についてお伝えします。面接室内から名前を呼ばれたら、扉をゆっくりと3回ノックしましょう。

「3回って多くない?」と感じられる方も少なくないかもしれませんが、ノックのイメージってだいたい2回くらいですよね。

実はノックを2回するのは世間一般でのマナーとしてトイレをノックする場合なのです。

したがって面接室に向けて2回しかノックをしなかった場合には「きちんと面接対策をしていないな」とマイナスに捉えられてしまう場合もありますので、十分に注意しましょう。

さて、ノック後返事が聞こえたら「失礼いたします」と一声かけてから扉を開け、姿勢を正して入室してください。入室するこの瞬間で第一印象が決まります。

猫背であったり目つきがしっかりとしていないとやる気がない印象を面接官は受けてしまいます。心も体もピシッと正して入室しましょう。

さて、入室したら扉の方向に体を向けて丁寧に閉めます。

この時、面接官に背を向けてはいけないなどと扉を片手間に閉めてしまうと粗雑な印象を与えかねませんので、この時は扉の方を向くようにしましょう。

扉を閉め終わったら面接官の指示がない場合に限り、自分から声を発します。明るい表情と声のトーンを心がけて、以下の内容をベースに挨拶をしましょう。

本日はお時間をいただきありがとうございます。〇〇と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

そうすると面接官から「どうぞ」などと声を掛けられますので、それにしたがって椅子に腰をかけてください。間違っても指示の前に座ってはいけません。

なお、お辞儀をする際には基本的に斜め45度くらいを目安に行ないましょう。

お辞儀は深ければよいというものではなく、ビジネスシーンにおいて例えば90度くらいの深いお辞儀は謝罪の際に使います。

そのような深いお辞儀は面接の場にはそぐわないため注意しましょう。

また、浅いお辞儀については会釈くらいの印象になってしまいイメージがそれほどよくないため、こちらも気をつけるようにしましょう。

面接中のマナー&注意点

さて、いよいよ面接中におけるマナーについてお伝えします。

面接中に面接官が主にチェックしているポイントは話している内容や話し方・言葉遣い、立ち振る舞いにコミュニケーションレベルや取り方、表情の作り方などが挙げられます。

これらを総合すると面接においては「立ち振る舞い」「話し方」「表情」の3点に絞って対策をすることが大切です。ここではこの3要素について解説いたします。

まずは立ち振る舞いについてです。面接の間は最初から最後まで常に姿勢を正しく保つようにしましょう。

面接は決して短い時間で終わるわけでもありませんので途中でつらく感じる場合もあるかとは思いますが、事前にその練習を行なっておきましょう。

そしてしょっちゅう髪の毛をさわってしまうクセのある方や、緊張するとくちびるをなめてしまったり手先を頻繁に動かしてしまうなどという方は特に注意するようにしてください。

それくらいは多めに見てくれる面接官もいますが、中には入社後の取引先に対しての対応を考えてよしとしない面接官もいます。あくまで落ち着いた姿勢を保てるように心がけましょう。

なお、中には面接官の名刺を受け取る場合もあるかもしれません。名刺を受け取る際には以下の手順に沿って丁寧に受け取るようにしましょう。

(1)名刺は両手で受け取り、お礼を伝えて一礼する
(2)名刺を受け取ったらそれを軽く見る
(3)頂いた名刺は、自分から見てテーブルの左側へ置く

※役職が一番高い人の名刺を、名刺入れの上に置く
※机などを挟まないようにして受け取る

さて、次に話し方です。

敬語を使えないというのはもってのほかですので、自分の敬語の遣い方が正しいか、両親やお世話になった学校や塾の先生など、信頼できる人に事前にチェックしてもらうようにしましょう。

また、面接官と話す際には必ず相手の目を見て話すように心がけましょう。

そして面接官が複数人いる場合には、話しながら全員と目を合わせられるように随時留意しておくと、「細かいところまで気を配ることができる人なのだな」と、面接官に好印象を与えることができます。

そして面接官に質問を投げかけられたら、必ず結論を最初に言うようにしましょう。長くならないように簡潔に答えるのがポイントです。

そして結論を述べたあとにそう考えた理由を述べます。これもまた簡潔にわかりやすく述べることがポイントです。長々と話してしまうと話の軸がわかりづらくなってしまい印象を悪くしてしまいます。

さて、最後に表情についてです。面接では笑顔が大切とよく聞きますが、確かに間違いではありません。しかし、何も始終笑顔でいることが正しいわけではありませんので注意が必要です。

ずっとにこにことしていても、面接官によっては「緊張感がない」などと厳しく評価する方もいらっしゃいます。面接の際には表情にメリハリをつけることが大切です。

例えば志望動機や自己PRを述べる際にはポジティブな印象を与えるためにも笑顔が大切ですが、長所と短所を教えてくださいといわれた際には、より真剣な面持ちで回答するとこちらの真剣さが伝わりやすくなります。

退室時のマナー&注意点

いよいよ退室時についてです。面接が終了したら必ず「ありがとうございました」と自分から先に伝えるようにしましょう。

そして退室する前には必ず「失礼いたします」と伝えるようにしましょう。ただここで注意していただきたいのは「失礼しました」と伝えてしまうことです。

こういったシーンで「失礼しました」と言うのは細かく言えば間違っています。この際は必ず「失礼いたします」と伝えるようにしましょう。


面接対策ならプロがサポート!

ステップ5.転職エージェントを利用する

いよいよ、中卒の転職を成功させる5ステップの最後となります。転職エージェントの利用です。

【転職エージェントとは?】

専属のキャリアアドバイザーが転職活動の準備~入社までをサポートしてくれるサービスです。

カウンセリングを通じて自分に合った仕事を紹介してもらうことができ、履歴書・面接対策や面接日程の調整などを代行してもらえます。

転職エージェントでは求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の書き方をアドバイスしてもらえる他、企業ごとの傾向にそった面接対策を行ってもらえます。

中卒に特化したエージェントであれば中卒者も歓迎している企業からの求人を多く紹介してもらえるため、転職をよりスムーズに進めることができます。

就・転職支援を行っている機関としてはハローワークもあります。

ただ、ハローワークは求職者だけでなく求人を出す企業側も無料で利用できるため、より低コストで人材を採用したいと考えている労働環境が劣悪な企業(いわゆるブラック企業)が集まりやすいデメリットがあります。

また、あくまで国の機関であってサービス業ではないため、こちらから積極的に相談窓口を利用してたくさん質問するなどしなければ、就・転職対策のアドバイスをもらいにくい傾向もあります。

そのため、できるだけスムーズに転職したいという中卒の方には、中卒に特化したエージェントを利用することをおすすめします。

たとえば私たち第二新卒エージェントneoでは中卒者を含めた若年層に特化してサポートを行っている他、このようなメリットがあります。

ご紹介する企業はプロの観点で厳選しているため、ブラック企業を紹介される心配はありませんし、気になる求人がなければ利用をやめることもできます。

もし転職の進め方がよくわからなかったり、短期間で転職したい中卒者の方はご相談だけでもかまいません。ぜひ一度私たちにお話をお聞かせください。


中卒の仕事選び

おまけ:資格を取得する

ちなみに、資格があった方が確実に転職が有利になるような仕事に就きたい場合には、資格の取得を検討するのもひとつです。

ただし、中卒の転職では若さゆえの体力や吸収力、柔軟性、伸びしろなどがアピールできますので、資格の取得に時間がかかってしまうと、その分そこでのハードルは高まります。

資格によっては取得や勉強にある程度お金がかかるものもあるため、そういったデメリットをきとんと吟味したうえで取得するようにしましょう。

さて、ここでは中卒からでも取得できるおすすめの資格をご紹介いたします。

宅地建物取引士

また中卒でも取得できる国家資格だと、例えば「宅地建物取引士(宅建士)」が人気です。

土地や建物の売買や賃貸物件の契約を結ぶ時に契約内容に関する重要事項をお客様に説明することができる資格になりますです。

これは不動産の取引契約に必須の資格で、取得している人材は不動産事務所や不動産管理会社などで活躍してるようです。

法律でも不動産を扱う事業所には5人に1人の割合で宅建士を置くことが義務付けられているため、業界内での需要も高まっています。

受験資格の年齢や学歴のハードルが低く、なんと平成29年度には最高齢で89歳、最年少で13歳の合格者がいました。

毎年およそ17万~20万人が受験し、その内3万人前後の受験生が合格するので、16~17%の合格率は他の国家試験と比べて割と高い方へ分類されるのではないでしょうか。

「宅地建物取引士」の試験に合格するためには、問題全体の70%以上の正解率が必要です。

しかし、過去5年間の最低合格ラインは50点満点中32点~35点なので、しっかり自習しながら通信講座などを利用すれば正解率70%という数字は決して難しくないはずです。

また「宅地建物取引士」の有資格者が活躍できる業界は不動産業界だけではありません。

例えば自社で建てた物件を販売する時、融資の際に担保の不動産価格を評価する時などに重宝され、建築業界、金融業界、保険業界と働ける環境がとても広がります。

これから就職活動されるなら不動産業界で実務経験を積みつつ、「宅地建物取引士」の試験にチャレンジするのも、将来のキャリアアップへ向けて良い方法かも知れません。

MOS(マイクロオフィススペシャリスト)

営業職に絞って転職を目指すなら、特に「MOS(マイクロオフィススペシャリスト)」の取得がおすすめです。

これは、エクセルやパワーポイント、ワードのスキルを証明する資格で、取得すればパソコンを使いこなせることをアピールできます。

履歴書にもしっかりと記載することができるため、面接の際にも堂々とアピールすることができます。

顧客との交渉が主な仕事の営業職といえど、プレゼン資料や報告書の作成を求められることも珍しくありません。

学歴よりもスキルを重視されやすい転職では、ぜひ資格取得で企業へのアピール力を高めたいところです。

MOSには「全国一斉試験」と「随時試験」の2つの受験方法が存在し、申し込み方法が異なる他は受験料や試験内容、合格認定証は相違ありません。

試験の流れを確認した上でどちらにすべきかを考えてみてください。

ITパスポート

ITパスポート資格を取得すると、ITの仕組みや活用方法についての基礎知識を証明できます。

特に未経験でIT業界を目指すなら、ITパスポート資格を取得するとITに対する興味関心を示すことができるでしょう。

「中卒がITになんて転職できるわけないじゃん!」と感じる方は多いかもしれませんが、実は昨今、IT業界は深刻な人材不足に陥っています。

そのため学歴に関わらず、未経験からでも適性があると判断できた人材については、入社後イチから指導を行うようにしているIT企業が多く存在しているのです。

また、IT業界に転職するならどのような職種でもITに関する知識は必要なので、ITパスポート資格を取得して損になることはありません。

ITパスポート資格の試験では、パソコンを使って業務を効率化させる方法についても出題されます。

そのため、ITパスポート資格はIT企業で働く場合だけでなく、どの業界で働く場合にも役立てることができるでしょう。

ITパスポート資格のメリットはズバリ、ITにまつわる知識が一気に増えることです。

近年人材不足などが原因で未経験者からでも求人を募集していることが多いIT業界ですが、その中でも知識があるとないとでは市場価値に雲泥の差があります。

IT業界への転職をお考えの高卒者の方はぜひ取得を検討してみてください。

また、最近では大手企業でもITパスポートの取得を推奨しているところが増えているため、そういった企業への転職のハードルも下がり、企業によっては即戦力と考えてもらえる場合もあります。

さて、ITパスポートは下記サイトの申し込みページから簡単に申し込み手続きを行うことができます。試験会場や日時を指定し、支払いを完了させれば試験の申し込みが完了です。

ITパスポート試験受講手順はコチラ

もちろん個人差はありますが、ITパスポート取得のための勉強時間は約100時間といわれており、1日2時間の勉強を50日ほど続ける計算です。

書店で購入可能な参考書や問題集を使用して効率的に進めていきましょう。

高卒認定

ちなみに、学歴を挽回するという意味では高等学校卒業程度認定試験(以下、高卒認定試験)を受けるのもひとつです。

【「高等学校卒業程度認定試験」とは?】

高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。

合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。

引用元:文部科学省-高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)

この試験を受けることで高校卒業程度の学力を証明することができます。

高卒認定試験は一度で合格する必要はなく、何度受けても問題ありませんし、一度合格すれば有効期限もありません。

中卒であることを理由に大学や専門学校への進学をあきらめていた方や、やっぱりもっと勉強したいと考えた方には、ぜひ受験をおすすめします(ただし、最終学歴は中卒のままとなります)。

他にも、中卒から受験できる国家資格は限られていますが、この試験に合格すればチャレンジできる資格が一気に増えます。

また、試験に合格すると履歴書の学歴欄に「高等学校卒業程度認定試験合格」と書くことができ、応募できる求人の数も増えるため、就職はかなり有利になります。

ただし、結果的に就職に有利には働きますが、勉強に時間を要することとその難易度の高さから、就職を有利にするためにこの試験を受けることはおすすめできません。

高卒認定試験は、あくまで進学のために取得することが大切です。

その他、中卒から取得できる国家資格選と民間資格2選を下記の記事にまとめてご紹介していますので、気になる方はぜひこちらも参考にしてください。

中卒の転職を成功させたいなら

いかがでしたか?本記事では中卒の転職を成功させる5ステップをご紹介しました。少しでも参考になっていれば幸いです。

もし自分ひとりでは転職の進め方がよくわからなかったり、なぜか書類選考に落とされてしまうなどとお悩みの方には、私たち第二新卒エージェントneoがご相談に乗ります。

中卒の方を歓迎している企業からの求人もご紹介可能ですので、ぜひ気軽に無料登録、ご利用ください。


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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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