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履歴書と職務経歴書はどう書けばいい?既卒の就活でフリーターから脱出するために

就職活動をする際、多くの会社では履歴書や職務経歴書の提出が求められます。それぞれの書類によって採用担当者のチェックするポイントが異なるので、どのようなことに注意して作成すればよいか、いくつかポイントをまとめてみました。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書は、応募者の氏名や住所、年齢、学歴、職歴といった基本的なプロフィールなどを採用担当者が確認するための書類です。一方、職務経歴書はこれまでの仕事の経験や、その人の持っている知識とスキル、入社後にどう活躍できるかなどを担当者が確認するためのものです。志望動機や自己PRなど、両方の書類に重複する項目もありますが、同じ内容をそのまま書くのではなく、履歴書には志望動機をメインに記入し、職務経歴書には自己PRに力を入れて書くなど、自分なりに工夫してうまく使い分けることが大事です。

履歴書を書く時のコツ

まずは、自分に合った履歴書を選ぶことから始めましょう。履歴書は基本的に定められたフォーマットに従い記入していきますが、項目の種類やスペースの大きさなど、それぞれに多少の違いがあります。
例えば職歴が少ないのに職歴欄が多いものを選んでしまうと、書く作業は楽ですが空白が目立つ履歴書になってしまいます。本来であれば、その分入社への意欲や自分の得意なことをアピールした方が確実に印象が良くなるので、自分の伝えたいことがしっかり伝えられる履歴書を選択することが大事です。

文字を書くときはスペースに対して大き過ぎず、小さ過ぎないように注意してできるだけ丁寧に記入しましょう。もちろん誤字や脱字もよく確認し、間違えたら修正ペンなどは使わず書き直すようにしてください。就職活動で何枚も書くのは大変な作業ですが、そういう地道な作業に丁寧に取り組んでいるかどうかも、採用側がチェックしているポイントです。
既卒で正社員として働いた経験がない場合、職歴欄にはアルバイトの経験を書くようにしましょう。アルバイトを通しての経験やスキルでも、自己PRなどでうまくアピールできれば十分な強みになります。応募する企業で働く際に、自分のどんな経験が役に立ちそうか、これまでの経験を振り返って考えてみましょう。

そして履歴書に貼る写真は、基本的にスーツを着用した状態で清潔感のある髪型で撮影しましょう。また、なるべく写真館で撮影した3か月以内のものを使用し、現在と見た目が違わないようにすることが大事です。スピード写真と比べ少しお金はかかりますが、写真の印象で損をしないためにもできるだけ良い写真を用意しましょう。

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職務経歴書を書く時のコツ

20代の既卒で就職活動をする場合、職務経歴書に書ける内容が少なくて苦労する人も多いでしょう。正社員として働いた経験がなければ、アルバイトをしたときの経験でも構いません。その経験の中からアピールできるポイントをいくつか探し、具体的エピソードなどを交えて書くことで、自分の長所や能力を採用担当者に伝えることが大切です。

若手の採用を積極的に考える企業では、即戦力としての経験や能力よりも長期的に働くうえでの人柄や仕事への意欲を重視する傾向があります。そのため職務経歴書に書く内容も、仕事先でのコミュニケーションや働く時に心がけていたこと、失敗や苦労したことやその後にどう対処したかなど、自分の働き方を振り返りアピールできる部分をうまくまとめるとよいでしょう。周りの人によく褒められた部分なども、客観的評価としてアピールできるポイントです。

アルバイト経験もほとんどないという人の場合は、自己PRに特化した書類を作成しましょう。その企業に関係のある資格の勉強などをしていた場合は、そのことについて書いても構いません。ほとんど空白の状態で出すよりもずっと印象がよくなります。またその場合、履歴書には志望動機など違う内容をメインで書くようにしましょう

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志望動機を大事に書く

志望動機は、企業の担当者が最も重視するポイントのひとつです。他の企業に対しても言えるような内容ではなく、その企業の理念や独自性などについてHPなどでしっかりと調べて理解を深めたうえで具体的に理由を書くことで、より熱意が伝わり良い評価を得やすくなります。
その際に「自分の能力や経験がその職場でどう活かせるのか」、「どうして同業他社ではなく、その企業なのか」といったこと意識して書くと、根拠がはっきりした強い志望動機になるでしょう。また、志望動機を書く時は入社後の未来をイメージすることが大切です。「その企業でどのようなことを実現したいのか」というビジョンを明確にしておきましょう。

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面接のことも意識する

履歴書や職務経歴書で書いた内容は、面接の際にもよく質問されます。そのため、自分の提出する書類を読み返してどのような質問をされそうか事前に予想し、ある程度柔軟に答えられるよう対策を立てておくことが重要です。
志望動機などを聞かれた場合、基本的には履歴書などにそって説明し、文章では書ききれなかった部分まで踏み込んで話せると高評価が期待できるでしょう。また、答えることが難しい部分ほど面接官に質問されやすいポイントでもあります。あいまいな答えではなく、はっきりと具体的に説明できるよう入念に準備しておくことが、面接合格のカギになります。面接の際に、自分が何を書いたかを忘れてしまわないためにも、企業に提出する書類は自分用のコピーを1枚とっておき、直前までよく見返すようにしましょう。

履歴書を持参する時は

履歴書や職務経歴書は、必ず封筒に入れて持参しましょう。さらにクリアファイルなどに入れておけば、かばんの中で折れ曲がったりしないので安心です。封筒のサイズは角型A4や角2などを選び、履歴書は折らずに入れるのがマナーです。色は茶色ではなく白を選び、左下に赤字で「履歴書在中」と書き、四角で囲います。元々書いてある封筒を利用しても構いません。裏には自分の氏名と住所を記載しましょう。封筒に入れる時は、上から履歴書、職務経歴書、その他書類の順番で入れてください。また、履歴書や職務経歴書には日付を書く欄がありますが、ここには記入した日ではなく、持参または郵送する日を書くようにしましょう。受付で渡す場合は、封筒に入れたまま渡します。面接官に渡す場合は、封筒から履歴書を出し、面接官が読みやすい向きにして両手で渡してください。細かいマナーが多いですが、社会人として働くうえでチェックされるポイントでもあるので、丁寧に行うことを心掛けましょう。

まずは自分なりにトライ。迷ったらアドバイザーに相談しよう

最初はノートにでも良いので、履歴書や職務経歴書に書く内容を自分なりにまとめてみましょう。自分目線でアピールするだけでなく採用担当者の目線もしっかり意識して、企業の求める人材像と自分がマッチしているかを客観的にチェックすることが大事です。また応募する企業のことをよく調べ、それを踏まえた内容を盛り込むことで、その企業で働く意欲を担当者に伝えましょう

質の高い自己PRをするためには、自己分析によって自分の長所や短所をよく理解することも重要です。一度自分なりにトライしてみて「やっぱりどう書いていいかわからない」という場合には、就職や転職の専門アドバイザーに気軽に相談してみるとよいでしょう。
私たち第二新卒エージェントneoは、登録することで内定や就職に近づくための「履歴書の書き方」や「職務経歴書の作り方」、「優良求人」など役立つ情報を提供します。また、書類添削や面接対策などに加え、専任の就活アドバイザーが様々な相談にのり、あなたの就職活動から内定までをトータルでサポート致します。

おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

「でも自分に良いところなんてないよ~…」なんて嘆いているそこのあなた!長所や強みは誰しも絶対にあります。可能性のある存在を否定するほどもったいないことはありませんよ。

しかしどうしても自分の良いところや強みがわからないときにはぜひ、私たち第二新卒エージェントneoに頼ってください。これまで多数の内定者を輩出した確かな実力を持ってあなたの性格を分析、そして安心して働ける求人をご紹介致します。共に楽しい仕事探しを成功させましょう!

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