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営業の仕事内容とは?詳しい職種や平均年収、活かせる能力やスキルを調査!

どの業界にも存在する仕事であり、未経験者からの人気も高い営業の仕事。皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

「ノルマがキツそう」「移動が多くて大変そう」などといったネガティブなイメージをお持ちの方もいれば、「人とたくさん接することができて楽しそう」というポジティブなイメージが強い方もいるでしょう。

本記事では営業の仕事内容をわかりやすくご紹介!詳しい職種や平均年収、活かせる能力やスキルに向いている人のタイプまで徹底リサーチいたしました。ぜひ、仕事選びにお役立ていただけたら幸いです。

営業の仕事内容徹底解説!

下記の動画では営業の仕事内容の他、得られるやりがいや向いている人の特徴などをアニメでわかりやすくご紹介しています。短時間でチェックしたい方はぜひこちらも参考にしてください。

営業の仕事内容とは?

営業とは、ある商品やサービスを個人あるいは企業などに購入あるいは契約してもらうために売り込みを行う仕事のことです。

どのような業界においても必ず必要となる仕事のため、営業スキルさえ身につけておけば勉強次第でさまざまな業界で活躍することが可能です。

営業パーソンの働き次第で各企業の収入が決まると言っても過言ではないため、各営業パーソンのモチベーションの向上を図るために、多くの場合はインセンティブ制度が設けられています。

インセンティブとは、成果次第で基本給に追加してもらうことができる報酬のことです。

未経験からでも参入することが難しくなく学歴や経歴不問の求人が多いため、やる気や頑張り次第で学歴や経験に関わらず高い収入を目指すことができるのです。

ただし、営業と一口に言ってもその種類はさまざま。ここでは営業の職種の中でもメジャーな6種類について簡単にご紹介いたします。

個人営業

個人営業とは、商品やサービスを個人顧客に提案、購入または契約してもらう仕事のことです。

自分が売り込む商品やサービスの魅力、他社との違いや勝っているポイントについて熟知することで、より個人顧客の心を動かすスキルが必要です。

ちなみに個人に対する営業といえば、家を一軒一軒回って主婦にアクセサリーなどを売り込むようなイメージが強いかもしれませんが、個人で経営している店なども個人営業のターゲットに含まれます。

個人や個人で経営している店に営業をかける場合には、契約や購入の意思決定をするのが営業をかけている相手本人(主婦や店主など)であるケースがほとんどのため、一度「これいいなぁ」と思わせることができたら購入や契約まではスピーディーに進めることが可能です。

法人営業

法人営業とは、企業に対して行う営業を指します。個人顧客向けに行う営業の仕事とはまた違ったスキルが必要となります。

また取引相手が企業単位となるため、個人顧客向けの営業と比較しておのずと取引額が大きくなります。

その分プレッシャーは大きいものとなりやすいですが、得られる売上額も大きくなるため達成感に繋がります。

個人営業との違いは顧客が個人か企業かという点はもちろんのこと、契約あるいは購入までのスピード感が挙げられます。

先ほど、個人営業においては契約や購入までのスピードが速いとお伝えしましたが、法人営業ではその逆。

商談の場においては担当者を口説けていたにもかかわらず、その後上司に確認してもらったらボツを喰らった、などのパターンも多く見られます。

法人営業は個人営業に比べて規模の大きい取引をすることができるメリットがありますが、その分難易度は高まるといえるでしょう。

新規開拓営業

新規開拓営業とは、過去に取引を行っていない個人や企業に対して営業を行う仕事です。

新規開拓営業と言うと飛び込み営業と同義であると捉えられがちですが、実際には全くの別物です。飛び込み営業とは、先方へのアポイントメントなしでいきなり個人宅や企業へ訪問する営業手法を指します。

しかし訪問された側は突然のことで身構えますし、営業をかける側も先方の状況がわからないため事前の準備が汎用的になってしまい、これは効率的な営業とはいえません。

一方、新規開拓営業には2種類の方法があり、ひとつは電話で営業をかけて実際に会う機会を狙う方法、もうひとつは顧客からの問い合わせに対応する形で営業を行う方法が挙げられます。

飛び込み営業と同様精神力を必要としますが、決して非効率的な働き方をするものではありません。新規の顧客を獲得するということでハードルの高い仕事ではありますが、その分やりがいはひとしおでしょう。

ルート営業

ルート営業とはその名の通り、すでに取引をしている顧客の元を回り、すでに利用あるいは購入していただいた商品やサービスのオプションの提案や更なる売り込みをかける仕事です。

既存営業やルートセールス、御用聞き営業と呼ばれることもあります。

新規開拓営業など他の営業職と比べると、顧客へのアプローチのハードルも低く、与えられるノルマも緩い傾向があります。

そのため、もちろん感じ方に個人差はありますが、しばしばルート営業は働きやすい仕事であるとも言われることがあります。

内勤営業

内勤営業とは、店舗の中で顧客に対する営業を行う仕事です。

こちらから顧客の元に訪問したりアプローチをかける方法に比べて、最初から顧客が興味を持って来店している状態からの営業活動であるため、比較的ハードルは低いと考えられます。

分かりやすい例で言えば旅行代理店や不動産屋、自動車ディーラーなどが挙げられます。

また業界や企業によっても変わりますが、電話でアポイントメントを取る業務なども含まれ、内勤営業とはその名の通り、企業や店舗の外に出ることなく営業活動を行う仕事を指します。

提案営業

提案営業とは、顧客が抱えている悩みや問題をヒアリングすることで把握し、その解決策として自社製品やサービスの購入や契約を提案する仕事です。ソリューション営業と呼ばれることもあります。

提案営業が他の営業スタイルと違うのは、ただただ商品やサービスを顧客に売り込むのではなく、顧客の状況に合わせて、その場に合ったものを提示する必要があるという点です。

細かいヒアリングを行うことができなければ、顧客が真に必要としている商品やサービスを提案することができません。

そのため、質問の仕方や更なる話の広げ方のスキル次第で、顧客自身も自覚していない潜在ニーズをいかに引き出して把握するかが重要です。

営業の平均年収

dodaによれば、2019年の営業の平均年収は約440万円となっています。

国税庁の民間給与実態統計調査によれば同年の日本の平均給与は約441万円となっており、営業の平均年収は日本の平均値とほぼ同程度であることがわかります。

営業のやりがいは?

次に、営業の仕事のやりがいについて見ていきたいと思います。営業はエネルギーを必要とする仕事ですが、その分多くのやりがいがあります。

ここでは営業職全体で見た時のやりがいについてお伝えして参ります。

成果を数字で見ることができる

営業の魅力は自分の成果を数字で明確に見ることが出来る点です。成果を数字で見ることができれば、自分の成長や他の社員との差を明確に把握することができます。

まだまだ周りに追いついていない場合には健全な危機感を持ちながら切磋琢磨できますし、逆に周りよりも高い成果を出すことができていれば自信にも繋がります。

ちなみに、成果を数字で見ることができれば、その後転職を考えた場合にも明確な実績を応募先の企業へ提示することもできるため、アピール要素としても有効です。

お客様と直接接することができる

営業の仕事はお客様と直接接することができるため、お客様の生の声を直接聞くことができます。

感謝の気持ちを直接伝えてもらえる機会も多く、人のためになる仕事ができているんだという実感を得やすいことも、営業の仕事のやりがいにつながります。

目標を達成した時の喜びが大きい

営業は決して楽な仕事ではありません。その組織全体の利益に直結する仕事のため、企業全体の成長のためにも目標が段々難しいものになっていきます。

しかし、その分目標を達成することができた時や給与が多かった時の達成感はひとしおでしょう。簡単な仕事では得られない充実感と自信をも得ることができます。

営業に向いている人ってどんな人?

ここからは、営業に向いている人についてご紹介いたします。ぜひ、ご自身に当てはまる要素がないかどうかチェックしてみてください。

人と接するのが好きな人

営業は他の職種と比べて人と接する機会が多いです。そのため、人と接するのが好きな人や話すことが好きな人に向いているといえるでしょう。

特に明るいキャラクターの人や、初対面の人とでもすぐに打ち解けられる人は顧客サイドから見てもとっつきやすいため、営業パーソンとして成果を出しやすい傾向にあります。

動き回っていたい人

内勤営業は対象外ですが、基本的に営業の仕事はさまざまな箇所を行ったり来たりします。そのため、同じ場所でカタカタパソコンを扱うよりも動き回っていた方がいいという方にはぴったりです。

複数の箇所に移動していると一日経つのが早く感じられるため、「早く帰れないかな~」といったネガティブな感情になりにくいとも言えます。

負けず嫌いな人

また、営業の仕事は負けず嫌いな性格の方に向いています。営業の仕事は、言ってしまえば実力主義の世界です。成果を上げられなければ評価はされませんし、給与にも反映されません。

また、各個人のモチベーションを向上させる目的で売上の高い人を社内で表彰する企業もあります。

だからこそ、目標を達成できなさそうなタイミングや、ライバルに先を越されそうなタイミングに頑張れるような負けず嫌いな人が営業に向いているといえます。

負けず嫌いな方は、苦しい状況に立った時にこそ「負けるわけにはいかない!」と力を発揮することができるため、ここぞという時にエネルギーを要する実力主義の仕事に向いています。


仕事選び

営業を選ばない方がいい人ってどんな人?

一方で、営業に向いていない人材もいます。ここからは営業を選ばない方がいい人についてお伝えいたします。

人と接するのが苦手な人

そもそも人と接するのが苦手な方や、人見知りで初対面の人とうまくコミュニケーションを取ることができないという方にとって、営業の仕事はストレスの大きいものとなるでしょう。

営業は積極性や、大胆な行動が求められることがあります。そういった仕事において、人と接するのが苦手といった消極的な性格の方がパワーを発揮するには、少々時間がかかると考えられます。

強いプレッシャーに弱い人

また、先ほども触れたように営業は実力主義の仕事です。従業員全体の給与を発生させているのは営業のおかげとも言えます。

そのため、営業の仕事は他の職種よりもプレッシャーを感じることが多いでしょう。特に不況に陥ったタイミングや企業の存続の危機などシリアスな場面において最も成果を必要とされる仕事です。

だからこそ、ここぞという時に本来の力を発揮するのが苦手といった、プレッシャーに弱い方には向いていない仕事であると言えます。

営業に活かせる能力・スキルとは?

さて、ここからは営業に活かせる能力やスキルについてお伝えいたします。自分の得意分野を活かせる仕事を選ぶこともまた、天職に出会うための第一歩。

ぜひ、ご自身に当てはまるものがないかどうかチェックしてみてください。

コミュニケーションスキル

まず、営業パーソンたるものコミュニケーションを円滑に行えることが大前提になります。

そのため、人とのコミュニケーションを円滑に行えたり、その場の雰囲気をコミュニケーションによって高める術を身につけている方は重宝されます。

ヒアリング能力

そして、営業をかける際にはただその商品やサービスの良さを顧客に訴えかければ良いというものではありません。

極端な例で言えば、男性の顧客に向かって女性もののアクセサリーのデザイン面や美しさを熱く売り込んでも、なかなか相手は買おうという気になりません。

しかし、その男性の現在の状況を細かくヒアリングすれば、恋人と喧嘩していて困っているなら仲直りの印にプレゼントしてみたらどうですか?などとアプローチすることが可能ですし、母の日が近いならお母様向けに、と勧めることもできます。

一見その商品やサービスを売り込むことが難しそうな相手が顧客だったとしても、その顧客の状況や悩みなどをヒアリングして、本人も自覚していないようなニーズを捉えることもまた、営業には大切な力です。

プレゼンスキル

とはいえ、いくら話すのが得意でも、ヒアリングが得意でも、引き込まれるプレゼンができければなかなか営業はうまく行きません。

相手が魅力を感じるような、かつ簡単に理解できるような話し方を心がけたプレゼンが行えるという場合も営業に活きて来ます。

ビジネスマナー

営業パーソンは各企業の顔と言っても過言ではありません。その営業パーソンの行動、言動、態度のすべてが企業の代表者のそれとして見られます。

そして、その営業パーソンの行動、言動、態度は取引先企業からの信頼度にも大きく影響を及ぼします。

それ次第で契約できるかどうかも変わってくるため、ビジネスマナーの基礎がなっているかどうかも重要です。

もしビジネスマナーがなっていない状態で営業に赴いてしまっては、クレームを受けるばかりか、悪い噂を流されてしまう可能性もあるため注意が必要です。

パソコンスキル

なお、営業パーソンは顧客に対してメールなどで対応をしたり、企業内でのやり取りも多く発生します。資料作りも必要となるため、パソコンスキルを活かすことも可能です。

営業で働く際のおすすめ業界とは?

本記事の冒頭でもお伝えしたように営業はどの業界にも存在しますが、業界や扱う商材によって営業活動の難易度には差が見られます。

未経験から営業を目指す場合には、法人向けかつ形のないサービス(無形商材)を扱うのがおすすめです。たとえばWebサービスやメディア広告などが挙げられます。

法人向けの営業の場合、大きな売上を稼ぎやすいのが魅力です。未経験からでもその業界の動向や取り扱う商材について丁寧に学習すれば、売上を伸ばすことはそこまで難しいことではありません。

また、有形商材の場合にはその商品の利便性など、実際の商品レベルが競合と比較されやすく、自社商品に絶対的な強みがなければ売り込むことが難しくなる傾向にあります。

その点、無形商材であれば営業パーソンのアプローチ次第で売上を伸ばすことができるため、やりがいも得やすいでしょう。

理想の転職を実現させたいなら

さて、本記事では営業の仕事内容についてご紹介して参りましたが、いかがでしたか?営業の仕事に就いてみたくなったという方も多いかもしれませんね。少しでも仕事選びのお役に立てていれば幸いです。

しかし、中には営業の仕事が自分に合わないかもと感じた方や、もっと他の仕事について知りたいという方もいらっしゃるでしょう。そこでぜひ知っておいていただきたいのが転職エージェントの存在です。

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おわりに、「仕事探し」って実は難しくないんです

新たな環境に身を置こうと考えたとき、誰しも必ず「不安」と出遭うことになります。
本当に自分のやりたいことができるのか、よくない意味での「想像とのギャップ」はないだろうか、自分で務まる業務内容なのだろうか...。

「仕事探し」というものがとてつもなく難しいものに思え、孤独を感じている人もいるのではないでしょうか?

でも、「仕事探し」って実は難しくないんです!

仕事を決めるときに必要なのは「自分の良いところを武器に前向きにぶつかること」、言ってしまえばこれだけなんです。

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